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何が嫌いかよりも何が好きかで自分を語る、そんなブログ
Posted by - 2024.05.04,Sat
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Posted by ぬれd - 2008.12.08,Mon
12月になった、ということでみなさんそろそろ来期のアニメが気になるでしょう。
かくいう私もそろそろ気になりだしたので後輩といっしょに
どんなタイトルが始まるのか調べてみました。学校で。

でまあ思ったんですが来期は私(と後輩)が原作を知っているものが皆無。
ということで完全な偏見のみでいくつかアタリをつけてみました。


ぬれでぃんがーが選ぶ、2009冬アニメはこれ観とけ!というか観ます。
「続夏目友人帳」
この夏に放送された「夏目友人帳」の2期。
研究室の友人から勧められて現在視聴中なんですが
落ち着いた、いい感じの話でした。
2期もまずまずの出来でくると期待しています。

「まりあ+ほりっく」
シャフト×新房、ただそれだけで視聴を決めてしまった作品。
友人的には原作がイマイチらしいですが。
まあシャフトだし、新房だし、いいじゃん。
公式見た感じでは私にはついていけなさそうでしたけど。

「RIDE BACK」
存在すら全く知らなかった上に
友人からも「なんでこれに期待できるかわからん」と言われた作品。
でもなにか期待せずにはいられない、そんな作品。
3話くらいで切るかもしれない、そんな作品。


まあこれくらいですかね。
これプラスMBSのいつもの時間帯のアニメ(TOA、地獄少女etc)
ということは最低でも5本か。なかなか楽しみです。

ちなみに後輩の青田買いアニメは「宇宙をかける少女」、通称そらかけだそうで。
まあ他人の趣味に口出しするのはアレですけど・・・私は観ません。


ちなみに以下、観た2008年アニメ(12月6日現在)

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Posted by ぬれd - 2008.11.26,Wed
実はこの週末に岡山に行ってきたんですよ。

私が直に指導を受けていた先生が岡山の大学に栄転され
そのお祝いやら、研究室の見学やらで押しかけてみました。
ちなみに京都から高速バスで3時間。
学割を使えば片道2500円で財布にもやさしいです。

さてそんな岡山ですが駅前は栄えてるし平地は続くしで非常にいいところ。
出掛けに振っていた雨もやんでしまうほどの晴れの国でした。

さて岡山といえば瀬戸内、瀬戸内といえばおいしい魚介ということで
晩は先生の計らいで小洒落た小料理屋。
そこででてくるアナゴ料理がうまいのなんの。
たたき、白焼き、竜田揚げ。どれも頬が落ちんばかりでした。

調子にのって飲みすぎた我々が目覚めたのは翌朝9時半。
帰りのバスは午後2時なのですが動く気力がありません。
仕方がないので観光はあきらめ、岡山駅近辺の探索となりました。

この岡山駅近辺ってのがすごい。
閑静な住宅地にぽつんと佇む大人のお店。
かわいらしいタオルケットが干されたベランダの向かいが大人のお店。
それなりに高級そうな小料理屋の隣が大人のお店。
けしからん。非常にけしからん街だ。

個人的には泊まったホテルの近所にあった
忍者屋敷くの一とかいう名前のキャバクラが気になるところ。


コメント返信
>古代イスパニア語で「聖なる焔の光」という意味の缶満さん
やっぱりねティアかわいくないとかいう人とは一生わかりあえないと思うんですよ。
まじでメロンカワイイ。超振動メロンカワイイ。
あとアニメですが残念ながらMX、CBC、MBSだけらしいです。
ガイの皮を被ったノリスケさんがかっこ良すぎて笑えます。

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Posted by ぬれd - 2008.11.23,Sun
秋の夜長はアニメ三昧、ぬれでぃんがーです。

もはや説明は不要ですが、毎日放送の土曜26時からのアニメシャワー、
地獄少女絶賛放送中のあのアニメ枠です。
これだけを楽しみに一週間生きています。
そのおかげで土曜日は4時まで起きていなきゃいけなくても。

まあ私のパソコンには録画機能があるので
夜中に録画しておいて翌日観ればいいだけなんですが
それを良しとしないこだわりが私にはあるようです。

というわけで満を持して始まった地獄少女三期を観てるんですよ。
ついでにその前のテイルズオブジアビスや
その後のとある魔術の禁書目録、かんなぎも観てます。

いやー、うすうすそんな気がしてましたけど
やっぱり地獄少女三鼎の地雷臭がすごいですわ。
やっぱり一期の出来がよすぎたんでしょうか。
まあ、毎週新しい地獄少女を楽しみにできるだけで、
ただそれだけで私は満足なんですけど。

最近、研究室の後輩がアニメ関係でただならぬポテンシャルを発揮し始めて
今期最高のアニメはあれだこれだなどと二人で話し合っています。
毎週月曜日はテイルズオビジアビス談義。
ティア派の私とナタリア派の後輩が分かり合える日は来るのでしょうか。

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Posted by ぬれd - 2008.10.27,Mon
10月1日に家に帰ったらパソコンが起動しませんでした。
あわててDELLのサポートに電話したらHDDがもうダメだとのこと。
もちろんハードディスク内のデータはすべてあぼーん。

サポートの兄さんの「ハードディスク交換しますか?」との問いかけに
なにをトチくるったか「少し考えさせてください」と返答する私。
考えたところで結論は同じなのに。でもそれが人間。

そんなこんなで家から消えていたパソコンが今日戻ってきました。
やはり原因はHDDだったようでばっちり交換されました。
つまり外装は全く変わらない、だけど中身は全くの別物。
ベタにたとえるなら記憶を失った幼馴染。

二人で作った思い出はすべてなくなってしまいました。
でも、思い出ならまた作り直せばいい。なくなったのなら取り返せばいい。
これからまた二人で歩いていこう。一つずつ思い出を作っていこう。
みたいな感じですか。自分で書いてても意味不明ですが。

バックアップは大事。少し大人になった私はまたひとつ賢くなりました。


いまさらながらのコメント返信
>缶さん
包帯が外れた私の指に残ったのは手術の生々しい傷跡でした。
いつかこの傷跡を食い破って、もう一本の指なんてチャチなもんじゃなく
何かとてつもないクリーチャーが出てくる。そんな気がしてならない日々をすごしています。

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Posted by ぬれd - 2008.09.16,Tue
右手が使えないと非常に辛かったです。

マウスのホイールも使えないし箸も使えないし鉛筆も持てないし。

そんな日々も先週の月曜日、全ての糸を抜いた瞬間に終わりました。
これで楽しい毎日が送れると喜びました。

しかし一向にひかない腫れ。ある程度以上曲げると走る痛み。
これはなんだかいやな予感がします。
ということで抜糸から一週間たった今日、再び病院を訪れました。

外科では「腫れてるのは骨が太くなったからじゃない?」と
本気で言ったのかウィットに富んだジョークだったのかわからないお言葉をいただきましたが
その後回された整形外科でレントゲンを撮ったところ一言
「これはガラスが残ってますね」とのこと。

なんなのそれ。なんでガラス入ってるのに縫っちゃったの?
という憤りを完璧に隠しつつ冷静に話しを聞く私。
あれよあれよという間に摘出手術をすることになりました。

さっそく血液検査。その後手術着に着替えます。
この手術着の丈がひざまでしかなかったわけですが
その格好のまま廊下を歩かされます。何故こんな辱めを受けなければならないのか。

手術室に歩いて入る私。ドアは足でスイッチを入れるようになっていました。
ベッドに寝かされて心電図やら血圧計やらが取り付けられます。
心電図のピ、ピ、という音が聞こえてきてだんだんテンションが上がってきます。
刷毛で消毒液を塗りたくられたんですがなんだかニヤニヤしてしまいます。

さて私の手の中に入っているのは小さなガラス片ですのでなかなか肉眼では確認できません。
そこでリアルタイムでレントゲン(もしかしたら違うかも)を撮りつつモニタに映すという
なかなかにハイテクな機械が登場します。
術部は患者への配慮からか見えないようになっているんですが
モニタを通して右手のあられもない姿(骨)が見えまくり。
フォークのような器具で肉が広げられている様もバッチリ見えます。(あくまでレントゲンですが)

一つ目のガラス片を取ったころでしょうか。
止血のためにものすごい圧迫されていた右手がいい加減しびれてきました。
正座で痺れたとかそんなチャチなもんじゃねえ痛みが右腕を襲います。麻酔してるのに。
まさかこんなに痛いとは思いませんでした。血流大事。

最終的に6mm四方ほどのガラス片を2つと2まわりほど小さいかけらを除いて手術は終了。
どうもつるつるすべって取りにくかったらしく。最後の1つがとれたときには
一番年配の医者のかたが「よくやった」と若い先生をほめていました。

と同時に指を切ったときにじん帯も痛めていたことが発覚。
ついでに処置していただきました。

が。
その中指を固定する添え木のかわりに人指し指が使われるのは誤算でした。
包帯でいっしょにぐるぐるまきにされた右手の人差し指と中指。
ブラックジャックで某国の軍人の息子と妻のエピソードを思い出します。全然関係ないですけど。

前までは人指し指を使えたのでまだ良かったんですが
今回はそれすら封印されています。将棋でいうと6枚落ちといったところでしょうか。

ということでこの日記を書く際に、本来右手で打つキーボードは全て
右手薬指で打たせていただきました。やりづらいったりゃありゃしない!

この包帯が取れるのは3週間後とのこと。それまでは薬指と仲良くやっていくつもりです。

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Posted by ぬれd - 2008.09.06,Sat
休みが終われば待っているのは現実。
合成化学を専攻している私は毎日実験実験です。

さて以前にも少し触れましたが有機合成では
合成・分離・分析、平たく言うならば作って・分けて・調べる、
これら3つの操作を繰り返し繰り返し行います。
悲劇は最後のステップ、分析で起こりました。

やっとの思いで合成・分離した化合物が本当に自分が作りたかったものなのか
ワクワクしながらあるいはテカテカしながら分析していた私。
有機化学の分析で最も一般的に用いられるのはNMRという
まあ磁石の力でがりがり測定する機械でして
この原理はMRIでも用いられています。これ以上の説明は私には無理。

でまあNMR測定も無事に終わり後は本体にダミーのサンプルを入れるだけ。
測定には直径5mmほどのガラス管を用いるんですが
測定しない時は何も入っていないガラス管を機械に入れておきます。
この日は何故かこれがなかなかはまらなくて
でも私は急いで次の実験に取り掛かりたかったので
力任せに押し込んだんですよ。そりゃあもうガラスが割れるくらいに。

でまあ割っちゃったんですよね。ぽきっと。
あーあ、やっちゃったな、とか新しいダミーサンプル作らないとな、とか
平和なこと考えていた私がふと床を見ると、赤い斑点がぽつぽつと。

驚いて右手を見るとこれでもかと言わんばかりに刺さってるんですよ、ガラスが。
そりゃ血も出るわ。

その場は止血してこっそり帰ろうとしたんですが
流しで血を流しているところに准教授がやってきてバレちゃいました。
まあ准教授は理解のある方なので問題はないんですけど。

翌日、私は大丈夫だと言っていたんですが准教授がどうしてもというので
朝から近所の病院にいきました。
平日午前中ということでなるトモが観れるぜ、とか考えていた能天気な私。
診察室で先生に傷を見せたところ有無を言わさぬ勢いで「縫おう」と言われました。

生まれて初めて傷を縫うという経験をしたわけですが気持ち悪いったらありゃしない。
麻酔がきいているので痛くはないんですがやっぱり気持ち悪い。
結局8針くらい縫われちゃいました。
「怪我するならもっとキレイに切ってほしい」とかやかましいわ。

でまあ気付いたんですが右手の中指が使えないと日常生活に支障きたしまくり。
字も書けない、箸も握れない、バイクのスピードも出せない。
安全第一の言葉の重みを感じさせられる出来事でした。

これが一週間前の話。まだ私の右手は糸が付いています。半分だけ抜糸したけど。
自分の体から黒い糸が出てる映像なんてグロ注意もいいとこです。

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Posted by ぬれd - 2008.08.13,Wed
今週は夏休みですヒャッホー

一週間も休んでいいなんて正月以来です。わくわくします。

とか思ってたんですがばっと暇を与えられると
何をしていいのかわからなくなってしまう小心者の私。
とりあえず本屋に行って気になってた本を衝動買いします。

でまあ「『こころ』大人になれなかった先生」という本を読んでたんです。

本が好き、だなんて言ってる私ですが学校のいわゆる文学史で習うような
超有名な作家だとか超有名な作品だとかは殆ど読んだことがありません。
そんな私が高校3年生のときに読んだのが夏目漱石のこころでした。
初めて読んだ漱石の本でした。

あれから5年。知人の紹介で存在は知っていたものの
本屋で見ることもないし、取り寄せてまで買う気もしなかったわけですが
たまたま月曜日に梅田のジュンク堂に行ったときに
たまたま検索したところヒットしたので買ってきた、というわけです。
思えば初めて来た梅田のジュンク堂で少し舞い上がっていたのかもしれません。
こんな単純なことで有頂天になれるところも私のチャームポイントです。

買ってから気付いたんですが私はこういう他の作品の評論的な文章は大嫌いで
恐らくこれは長く続く受験戦争の中で様々な文章を読み、
傍線部での登場人物や筆者の思いを10字以内にまとめ続けた結果で、
言い換えるなら、その時の筆者の心情を30文字でまとめなさい、
ってそれができるんなら筆者が先にやっとるわ、みたいな
そういう現代社会に対する反抗心、そして反社会的な行動に対する憧れ
これらが混ざったようなそんな私の深層心理の産物だと思います。

まあでも実際読んでみると、本を出す人っていうのはちゃんと考えてるんだな、と
非常に感心させられる結果となりました。
特に先生が遺書で友人のことを「K」と呼んでいるのに対し
主人公は冒頭で「余所余所しい頭文字などはとても使う気になれない」としていて
ぱーっと読んだだけでは気付かないような、まあもしかしたら普通の人は気付くのかもしれませんが、
そういう仕掛けまでちゃんと拾えていて、それを論理に組み込んでいるところなんて
推理小説の最後を読んでいるのと同等の爽快さを感じさせてくれました。
満足度は非常に高かったです。

さて推理小説といえば前回のブログで話題にした「湖岸の盲点」ですが
さきほど解答編をダウンロードしさっそくプレイし、非常に満足しました。
なんども出題編を読み、解答を考え、wktkしながら解答編を見る
これって1度しかできないんですよね。
普段私は先が気になって仕方がないのである程度考えたら答えを見てしまうタイプなんですが
これは解答編公開まで時間があったためじっくり考えることができ
その結果このように充足感溢れる結果となったんだと思います。

結果のほうはなんとか全問正解でちゃんと正解者リストにも名前があったんですが
正解者が188名と多く、懸賞品は外れちゃいました。
安楽椅子探偵DVDセットまじでほしかったのに。


時間があるとながながと文章を書いてしまうのが玉に瑕な私。

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Posted by ぬれd - 2008.08.07,Thu
思えば私は本が好きでした。

どのジャンルが、ということはなく身近にある本を読みふけっていました。
椋鳩十のシリーズとかズッコケ三人組なんかは小学校の図書館に
これでもかと置いてあったので、こちらもこれでもかというくらい読んでやりました。

ホームズも図書館にあったのを読んだのが最初でした。
子供用に翻訳された名探偵ホームズを読み
子供心に「なんでそんなん分かるねん。チート乙」などと思ったものです。

そんな私が小学校高学年のころ、世間には推理漫画のブームが到来しました。
講談社からは金田一少年、小学館からはコナン
これらはどちらもアニメ化され、月曜日の7時台を華やかに飾ったものです。

根っからのアニメっ子だった私は6時台はテレ東のアニメを観て
7時からは金田一、コナンを観る、という生活でした。(8時からは世界丸見え)
まあ、そんなもの観なくても原作はどちらも持っていましたけど。

ちなみにこの2つなら私は金田一のほうが好きでした。
理由は簡単で、推理ができるから、でした。

今ではどうかわかりませんが当時のコナンは
一話の中で犯人に結びつく重要なヒントとともに犯人の公表までしてしまうという
ちょ、ちょ待てよ的な展開が多く、
「犯人はこの中にいる」という決め台詞とともに問題編が終了し
次の話から解答編が始まる金田一とは非常に対照的でした。

まあこれらはシリーズ全体を物語として面白くするか、読者に推理をさせるか
双方がこのどちらかに重点を置いた結果なのだろうと思います。

さて話はそれましたがそんな「読者に謎を解かせるための推理小説」が好きな私が
今アツい視線を送っているのがこちら安楽椅子犯人(http://hannin-a.sakura.ne.jp/)。

現在公開中のフリーゲーム「湖岸の盲点」の問題編にて
犯人の犯した4つのミスを探し出し、今月11日午前0時半までに指摘するというもの。
解答編は13日に公開だそうで今から楽しみです。

景品もついてますしね。



3つはわかるんだよ。あと1つどこ!?
安楽椅子探偵のDVDボックス欲しいんだよ!まじで。
ああもうなんなのわかんない。でもDVDは欲しい。

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Posted by ぬれd - 2008.07.27,Sun
酸素すげー。私たちは誰からともなくそう呟いていた。

たびたびこの日記に登場するドイツからの留学生Cくん。
彼は日本に来た当初からある願いを口にしていました。
日本の最高峰、フジヤマに登りたい、と。

でもあれじゃないですか。私なんてあからさまにインドア派じゃないですか。
体なんて真っ白ですよ。山なんて車でだって行きたくないですよ。
だから私はスルーを決め込んでいました。

でも研究室でのM1の権限なんて旧家の三男坊も真っ青なレベルでして
准教授が一言「行って来ればいいじゃない」と言った次の週には
すでに行くメンバーに組み込まれていました。

ということで同じメンバーのD2の先輩が音頭を取って行くことになり
そこに登山サークル出身、2人の出会いも登山サークルな研究員夫妻も加わり
総勢5名の即席登山パーティーが結成されました。

しかしなんといっても研究員夫妻以外はド素人。
ということで富士山に登る前に1200m級の山に練習で登ることになりました。
これが7月6日@武奈ヶ岳。

これがまあ大変でして朝9時から登りはじめ下山は4時。
途中で何度か舌を噛み切ろうかと思うほど辛い道のりでした。
そして2週間後に控える富士登山が思いっきり憂鬱になりました。

そうは言ってもまだ希望はありました。
富士登山はやはり危険ですのでもし雨が降ったりすれば麓で中止となります。
折しも台風が近づいているという情報もあり
これはもしかしたら中止になる、そう考えて楽観的にすごしていました。

そして迎えた7月19日。
台風は逸れるし梅雨は明けるし猛暑だし。
これ以上ないくらいテンションが下がった私たちと
まだ見ぬフジヤマに興奮しまくりのCくんを乗せ、レンタカーは一路山梨へ。

運転は私と研究員の2人。
普段バイクにしか乗らない私には車の速度がよくわかりません。
気付けばピーkmとか出てたりして「これは死ぬかもしれんな」と恐怖しました。

富士山の近くの道の駅で車中泊。翌朝7時に五合目を目指します。
ところどころ霧がでたりしてましたが空は真っ青。私の顔もとうぜん真っ青。

3連休ということで多くの人が来ていたのか駐車場はすごい渋滞。
京都から一切給油してなかったレンタカーのガソリンがえらいことになりました。
たまたま空いた場所に車を停めてついに登山が始まります。

私は全然知らなかったんですけど富士山の五合目って標高2300mなんですね。
ちょっと得した気分になりました。毛の先ほどですけど。

でまあそこからはひたすら歩く歩く歩く。
七合目をすぎるとそこは岩場。そこもひたすら登る登る登る。

なんか八合目を過ぎたころから動悸、息切れがすごい。
空気が薄いってやつでしょうか。涙が出そうになります。
そこで研究員さんが取り出したのが小型の酸素ボンベ。
マラソン後に選手が口につけてるあんなやつです。

でこのボンベがすごい。二呼吸くらいで頭の痛みが吹っ飛びます。
私と同じように今にも倒れそうな顔していたパーティーの面々も
酸素をすって生気を取り戻しています。

とまあ酸素ドーピングを繰り返して3400mのところにある山小屋に到着。
さっさとカレーを食べてさっさと就寝します。
と思ったら掛け布団は3人で1枚。なにそれって感じです。

標高が100mあがるごとに気温は0.6℃さがります。
標高3400mならば明け方には氷点下にいくでしょう。
そんなところで掛け布団が0.33枚ってどういうこと?寝れるわけないじゃん。
しかたなく私は布団を先輩とCくんに譲り、セーターとフリースを着込んで眠ります。

目が覚めたのは1時。なんだか外が騒がしいです。
ふとみると下からおびただしい数の人が列をなして登ってきています。
同じく起きてきたCくんが「まるで蛇みたいだぜ」と興奮して写真をとっていました。

私たちも2時に出発。頂上を目指します。
またしても凄い渋滞でしたがなんとか4時すぎに頂上に到着。
そこで寒さに震えながらご来光を待ちます。

雲がかかっていてどのタイミングで「日の出」とするか微妙なラインだったのですが
4時半ごろ一瞬雲の切れ間から明るい太陽がくっきり見え、これを日の出と認定。
その場にいた推定数百人の人が歓声をあげました。万歳とか言ってる人もいました。
それと同時に君が代の演奏も始まりました。もうなんでもありでした。

ある程度日の出の景色を満喫した私たちは火口をぐるりと回って真の頂上へ。
そこで写真を撮ってついでに最高峰ポイントにタッチします。
これで山ですることはすべて終わりました。

後は消化試合。
ただひたすらゆるい下り坂を下ります。下山道と登山道は別なのです。
前日、登った日は霧がでたりとあまり暑くないし太陽も出てなかったのですが
この日は凄い日射。体中から汗が噴出します。

なんとか五合目までたどり着いた私たち。
さっそく温泉に行き疲れを癒します。
と思ったら腕の日焼けが痛すぎて湯船に入れません。
腕の半分が真っ赤。火傷なんじゃねえの?って感じです。

まあそれでもなんとか風呂に入り、人心地ついたわけですが
まだまだイベントが残っています。
これまでで最高難度のイベント、帰りの高速。

昼過ぎに出て、京都に着いたのは午後10時でした。
もうくたくた。
しかも翌日は普通に研究室に行かなきゃいけない。

これで7月の休みは殆ど終わってしまいました。
PSPを買おうと思ってとっておいたお金も旅行に使っちゃいました。
得たのは体中の痛み、倦怠感、そして一欠けらの達成感。

正直PSP買いたかったです。それだけが無念でした。

まあ3日後に衝動買いしたんですけどね。



コメント返信
>缶さん
間違いなくミスチルは頂いたと思います。記憶は怪しいですが。
最近はスピッツ、ミスチルに加え
研究室の先輩が大好きなSPEEDも流れていて
20世紀丸出しの研究室ライフを送っています。

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Posted by ぬれd - 2008.07.01,Tue
7月は週1で更新するぜ、なぬれでぃんがーです。

さて先月は3週間ほど日記を書かない期間がありましたがそれもそのはず
朝の9時から夜の1時まで学校にいる生活、
土曜日はもちろん学校、日曜日も昼から夕方まで学校。
家では寝るだけの毎日でした。

さてそんな1日の7割強を研究室で過ごす私にも楽しみがあります。
スピッツという名のオアシスが。

実験室の中にパソコンがあるのでそこにスピッツのアルバムを全部入れて
毎日朝から晩までかけまくっています。
たまに以前缶さんからいただいたミスチルも聴いてます。

ちなみにスピッツのアルバムの曲を全部足すと12時間弱。
これなら1日中研究室にいても楽しめます。
まじで最高な環境です。健康面は最悪でしたが。

でまあ、なぜそんなに実験ばかりしているのかというと
私もM1ですし、授業があります。この4月に入学したばかりですし。
授業と実験の並行はとてもつらいものがありました。結果も出ないし。
しかも今日、7月1日はこの2ヶ月間の成果を発表する研究会でした。

研究会で発表する内容が全然ないことに焦っていた私は
2週間ほどまえからせっせと研究室に残り
授業をうけつつ結果の出そうな実験をこそこそとしていたわけです。

で今日、なんとか研究会も終わりました。
すると待っているのは院試激励会。
明日から4回生は来る院試に向けて自宅でラストスパートをかけるわけで
その前祝として飲み会を開くわけです。毎年。

今年の会場は焼肉小倉優子三条木屋町店。
あの小倉優子が出資者の焼肉やさんです。
メニューに「カルビンコ」とか「ハラミちゃん」とか並んでいて
あからさまにB級な感じなんですが予想とは裏腹に
お肉も普通においしいし、店員さんのテンションも高いしと
普通に良いお店でした。
メニューが出てくるのが遅いことを除けば、ですが。

ちょっとトラブルもありましたが激励会も終了。
後輩たちには是非合格するようガンバってほしいですね。

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プロフィール
HN:
ぬれd
性別:
男性
職業:
大学院生
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