何が嫌いかよりも何が好きかで自分を語る、そんなブログ
Posted by ぬれd - 2008.08.13,Wed
今週は夏休みですヒャッホー
一週間も休んでいいなんて正月以来です。わくわくします。
とか思ってたんですがばっと暇を与えられると
何をしていいのかわからなくなってしまう小心者の私。
とりあえず本屋に行って気になってた本を衝動買いします。
でまあ「『こころ』大人になれなかった先生」という本を読んでたんです。
本が好き、だなんて言ってる私ですが学校のいわゆる文学史で習うような
超有名な作家だとか超有名な作品だとかは殆ど読んだことがありません。
そんな私が高校3年生のときに読んだのが夏目漱石のこころでした。
初めて読んだ漱石の本でした。
あれから5年。知人の紹介で存在は知っていたものの
本屋で見ることもないし、取り寄せてまで買う気もしなかったわけですが
たまたま月曜日に梅田のジュンク堂に行ったときに
たまたま検索したところヒットしたので買ってきた、というわけです。
思えば初めて来た梅田のジュンク堂で少し舞い上がっていたのかもしれません。
こんな単純なことで有頂天になれるところも私のチャームポイントです。
買ってから気付いたんですが私はこういう他の作品の評論的な文章は大嫌いで
恐らくこれは長く続く受験戦争の中で様々な文章を読み、
傍線部での登場人物や筆者の思いを10字以内にまとめ続けた結果で、
言い換えるなら、その時の筆者の心情を30文字でまとめなさい、
ってそれができるんなら筆者が先にやっとるわ、みたいな
そういう現代社会に対する反抗心、そして反社会的な行動に対する憧れ
これらが混ざったようなそんな私の深層心理の産物だと思います。
まあでも実際読んでみると、本を出す人っていうのはちゃんと考えてるんだな、と
非常に感心させられる結果となりました。
特に先生が遺書で友人のことを「K」と呼んでいるのに対し
主人公は冒頭で「余所余所しい頭文字などはとても使う気になれない」としていて
ぱーっと読んだだけでは気付かないような、まあもしかしたら普通の人は気付くのかもしれませんが、
そういう仕掛けまでちゃんと拾えていて、それを論理に組み込んでいるところなんて
推理小説の最後を読んでいるのと同等の爽快さを感じさせてくれました。
満足度は非常に高かったです。
さて推理小説といえば前回のブログで話題にした「湖岸の盲点」ですが
さきほど解答編をダウンロードしさっそくプレイし、非常に満足しました。
なんども出題編を読み、解答を考え、wktkしながら解答編を見る
これって1度しかできないんですよね。
普段私は先が気になって仕方がないのである程度考えたら答えを見てしまうタイプなんですが
これは解答編公開まで時間があったためじっくり考えることができ
その結果このように充足感溢れる結果となったんだと思います。
結果のほうはなんとか全問正解でちゃんと正解者リストにも名前があったんですが
正解者が188名と多く、懸賞品は外れちゃいました。
安楽椅子探偵DVDセットまじでほしかったのに。
時間があるとながながと文章を書いてしまうのが玉に瑕な私。
一週間も休んでいいなんて正月以来です。わくわくします。
とか思ってたんですがばっと暇を与えられると
何をしていいのかわからなくなってしまう小心者の私。
とりあえず本屋に行って気になってた本を衝動買いします。
でまあ「『こころ』大人になれなかった先生」という本を読んでたんです。
本が好き、だなんて言ってる私ですが学校のいわゆる文学史で習うような
超有名な作家だとか超有名な作品だとかは殆ど読んだことがありません。
そんな私が高校3年生のときに読んだのが夏目漱石のこころでした。
初めて読んだ漱石の本でした。
あれから5年。知人の紹介で存在は知っていたものの
本屋で見ることもないし、取り寄せてまで買う気もしなかったわけですが
たまたま月曜日に梅田のジュンク堂に行ったときに
たまたま検索したところヒットしたので買ってきた、というわけです。
思えば初めて来た梅田のジュンク堂で少し舞い上がっていたのかもしれません。
こんな単純なことで有頂天になれるところも私のチャームポイントです。
買ってから気付いたんですが私はこういう他の作品の評論的な文章は大嫌いで
恐らくこれは長く続く受験戦争の中で様々な文章を読み、
傍線部での登場人物や筆者の思いを10字以内にまとめ続けた結果で、
言い換えるなら、その時の筆者の心情を30文字でまとめなさい、
ってそれができるんなら筆者が先にやっとるわ、みたいな
そういう現代社会に対する反抗心、そして反社会的な行動に対する憧れ
これらが混ざったようなそんな私の深層心理の産物だと思います。
まあでも実際読んでみると、本を出す人っていうのはちゃんと考えてるんだな、と
非常に感心させられる結果となりました。
特に先生が遺書で友人のことを「K」と呼んでいるのに対し
主人公は冒頭で「余所余所しい頭文字などはとても使う気になれない」としていて
ぱーっと読んだだけでは気付かないような、まあもしかしたら普通の人は気付くのかもしれませんが、
そういう仕掛けまでちゃんと拾えていて、それを論理に組み込んでいるところなんて
推理小説の最後を読んでいるのと同等の爽快さを感じさせてくれました。
満足度は非常に高かったです。
さて推理小説といえば前回のブログで話題にした「湖岸の盲点」ですが
さきほど解答編をダウンロードしさっそくプレイし、非常に満足しました。
なんども出題編を読み、解答を考え、wktkしながら解答編を見る
これって1度しかできないんですよね。
普段私は先が気になって仕方がないのである程度考えたら答えを見てしまうタイプなんですが
これは解答編公開まで時間があったためじっくり考えることができ
その結果このように充足感溢れる結果となったんだと思います。
結果のほうはなんとか全問正解でちゃんと正解者リストにも名前があったんですが
正解者が188名と多く、懸賞品は外れちゃいました。
安楽椅子探偵DVDセットまじでほしかったのに。
時間があるとながながと文章を書いてしまうのが玉に瑕な私。
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