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何が嫌いかよりも何が好きかで自分を語る、そんなブログ
Posted by - 2024.05.19,Sun
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Posted by ぬれd - 2008.06.29,Sun
学会に3日間行ってました。
去年鳥取に行ったあれです。気になる人はこちらをどうぞ。


26日
朝の7時40分に阪急のとある駅に集合。普段よりも早いです。
今回の学会は近畿大学でありました。京都から近大は近いようでむちゃむちゃ遠い。
片道1時間半ほどかけて近鉄永瀬駅にたどり着きます。

そこからまた大学が遠い。徒歩10分とかパンフレットに書いてありましたが大嘘です。
蒸し暑い中だらだら歩いてのっけからホームシックになります。

会場は真新しいビルの10階の講義室。
全ての机にマイクが置いてあってボタンを押せばスイッチが入ります。
さらに天井にカメラが仕掛けてあってボタンを押した人を
自動的にクローズアップして前のスクリーンに映し出します。

部屋の前には大きなスクリーンが2つありその前にはマイクのついた机。
なんとなく医療ミスとかしたときの記者会見場っぽい感じです。

9時50分から始まった学会。1人20分でさくさく進みます。
と思いきや5人目の発表でスクリーンにパワポが映されないハプニングが。
いろいろ先生方がやっていましたが結局なおらず早めの昼休憩に。

さすが近大。学生の数がハンパじゃありません。
ですが学食の収容人数はそんなに多くない様子。
よく見るとキャンパスを歩く学生の多くが四角い紙パックを持っています。

どうやら昼の間だけ出現する生協のお弁当屋さんで
ホッかるという容器に入った弁当を売っているようです。
キャンパスライフをエコロジーに染める「ホッかる」。そんなものがあるんですね。

学会のほうはなんとか継続可能となり予定された講演が続きます。
午後4時前からはポスター発表。ついに私の出番です。

ポスター発表とは自分の発表をA0のポスターにまとめて
自身はポスターの前で仁王立ちをする発表のことで
見に来た人に尋ねられれば答える、というものです。若干御幣があるような気もしますが。
大抵の場合はぱーっと読んだ後に
「キミキミ、これちょっとざっと説明してくれよ」
みたいなことを言われるので頭からずんずん説明していくわけです。

でまあこれがものすごい疲れる。
大して何を言うかも考えずにポスターに書いてある順番に喋っていくと
普通の口頭発表よりも長い時間喋っている自分がいたりします。
2人目の人に説明しているとちゅうで力尽きました。

ポスター発表の後は特別講演が時間無制限であり
疲れてふらふらしてたら隣の先生が質問して前の画面に
まぬけな顔がどかんと映ってしまったり、まあ紆余曲折ありました。

夜は先生方は懇親会、学生はそのへんに飲みに行く、という予定だったんですが
めでたいことに不肖わたくしポスター賞を受賞しまして懇親会に招待されました。
長い間生きてきましたがこうして表彰されたことなどありません。
しかもタダで近大名物のタイも食べれる、ビールも飲み放題。夢のようでした。

さて夢が終わると待っているのは現実なわけでしたが
京都から近大まで時間はかかるが通えないほどではありません。
まあつまり研究室から宿泊費は支給されません。
でも朝ラッシュの中、阪急、地下鉄、近鉄を乗り継いで行くのは辛い。
困った我々が見つけたのは日本橋の道頓堀沿い、1人3000円の宿でした。

21畳に9人全員が泊まったわけですが、なかなか強烈な宿でした。
風呂、トイレは当然部屋の外。エレベータは今にも止まりそう。
常備灯は常備されておらず畳の一部が不自然に柔らかい。
部屋の備え付けのコップがモロゾフのプリンの入れ物。
そんなところでした。

アメトークを観て就寝。私が眠りについたのは1時半ごろでした。



27日
ヨソに泊まったときの私のテンションは非常に高い。この日も6時半に起床。
やることがないので朝の日本橋を徘徊します。ついでにヤングジャンプもチェック。

この日は前日よりも早い9時半からの始まりだったわけですが
あからさまに参加者の人数が減っています。脱落者が多数でたようです。

この日は1日中口頭発表。途中でくじけそうになります。
というか、くじけました。仕方ないです。
仕方がないので昼食後、特別講演の間に漫画喫茶にしけこみました。

久しぶりに地獄先生ぬーべーを読んだんですが殆どの話を覚えていて
あのころは同じ漫画を繰り返し繰り返し読んでいたんだな、と
非常にノスタルジックな感じになりました。学会中に。

その後は5時半まで真面目に発表を聞き、終わったら即宿に帰ります。
それもそのはずで、この日は前から鶴橋の焼き肉屋吉田に行くことが決まってました。
同じグループだけど学会に参加していない2人も京都から参戦します。

時間より20分も早く店に着く私たち。期待はMaxです。
そして期待を裏切らない肉たち。タン塩の旨さはPricelessです。
このタン塩は全員が絶賛で、日本語が殆ど話せないドイツ人留学生の彼が
目を見開いて「ウマイ」と言っちゃうほどでした。(ほんとに言いました)
彼はユッケも気に入ったらしく、最初は「生卵を食べるなんてクレイジーだぜ」だったのが
満面の笑みで「Woooo!」とか言っちゃう始末。ゲルマンのテンションすごい。

まあ一番すごかったのが会計でして全部並の肉を食べ
酒は全員最初のビールしか飲んでないにもかかわらず7人で6万円近くしました。
でもあの満足感はすごかった。夢のようでしたね。

この日はナイトスクープを観てから就寝。



28日
学会はもう終わりましたが「若手の会」に参加するため9時に近大に行きます。
2人の先生方の講演、その後のポスター発表。懇親会。
去年よりもだいぶあっさりしていました。鳥取は温泉に1泊しましたしね。

去年知り合いになった農工大の人とも1年ぶりに再会します。
彼は今年で卒業ですので来年は会えません。少し寂しい感じでした。

懇親会が終われば後は帰るのみ、ということで近鉄に乗ります。

設備はすごいし建物はきれい。学生用の食堂も校門前にいっぱいある近代ですが
駅からの遠さはまじありえません。もう1駅くらいあってもいいくらい。
まあでも今となってはあれだけ歩いたのはいい思い出です。
この3日間、毎日この長い商店街を歩いていたんだな、とか
毎日夜は涼しかったけどここを通るときはすごい暑かったな、とか
もう2度と来ることがない東大阪の地に思いを馳せます。

阪急の駅についたころには3時を回っていました。
たった3日のことでしたがこの駅に帰ってこれてすごい懐かしさを感じます。
ああ、これでもう近大に行くことはないんだな、と感傷に浸っていると先生が
「そういえば来年度の年会は近大だから」とぼそり。

学生生活最後の学会は近大ですかそうですか。

またあの長い道を歩く日々が待ってるわけですか。

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