この日記は途中から数学のできない筆者をはげますものとなりました。

朝もはやくからオープンキャンパスご苦労なことです。
９時に大学に来るかなりやる気のある高校生たち。
これならいざ入学して１限の授業があってもばっちり間に合います。安心ですね。

とここまで書いて思い出したんですがうちの大学の始業は８時４５分でした。
９時と８時４５分では重みが全然違います。全然安心できませんでした。

―朝の15分は昼の２時間よりも重い―
ぬれでぃんがー　(1985 ～ )

さて歴史に残る名言を残したところでなんなんですが
校門付近を歩いていたらベネッセのバイトのお姉さんにクリアファイルもらいました。

高校生のころ定期試験のたびに、高校の校門出たところでバイトが
塾の資料の入ったクリアファイルを配っていたのを思い出しました。
もう長いことそんな経験がなかったのでテンションあがりました。
22のオッサンが高校生用のパンフもらって喜んでました。

さてファイルの内容はどうやって勉強すればいいだの、私はこうして合格しただの
ありきたりなものだったわけですが(体験記を書いてるのが知り合いだったりした)
その中に「高３夏休み、解けるべき１題」という冊子がありました。

どうも東大の数学過去問で制限時間は20分とのこと。
有機合成者は数学使わないから･･･と揶揄されることの多い昨今、
ここらで最高学府の数学でも解いて見せ付けてやろうかと思いさっきやってみました。


３以上９９９９以下の奇数ａでａ^2－aが10000で割り切れるものをすべて求めよ。
2005年度　東京大　前期　文理共通


来ました。よりによって整数問題でした。

開始５秒で軽く後悔しましたが時すでに遅し。もりもり解いていきます。
どうせ場合分けが多いだけやろ、と高をくくっていたんですが
場合わけが複雑になりすぎたためａを１つだけ求めたところでやめました。

答えを見たところ非常に懐かしい用語とともに非常に美しい解答が。
そういえば整数問題といえばこの単語大事やったな、と懐かしく思うとともに
衰えを感じずにはいられない、そんな夏の夜のできごとでした。

ああ、くやしい。